資本家の犬発言のれいわ大石議員は悪くはない!政府は嘘をついている!!
2022/07/11
先日の国会でれいわ新選組の大石議員が岸田首相に対し「資本家の犬」
「財務省の犬」と発言。
それに対し予算委員会の議長から「質問に当たっては用語の使い方に十分気を
つけください」と注意がありました。
さっそくネットで「敬意がない」「品性がない」「議員の品格を貶めている」
などと非難の声が見られています。
非難する声が出ることはある意味当然かもしれません。
でもそれは何の根拠もなく大石議員がいきなり発言をしていればの話では
と思います。
Contents
大石議員は悪くはない!
どのような流れでこのような発言になったのでしょうか。
大石議員の岸田首相への質問で「消費税を減税するつもりはないか」との
問いに、岸田首相は「消費税は社会保障の大切な財源だから減税はしない」
と答えた。
その回答に対し大石議員が「うそだ」と言い、さらに「資本家の犬、
財務省の犬。日本の首相の主人は本来、日本国民でなければならない」
と発言したという流れでした。
ここまでの事実であれば大石議員がいきなり訳の分からない発言をした
というニュースになるでしょう。
ここまでの事実であれば・・・。
ネットのニュースでもこの事実だけを捉えて大石議員が悪いという論調に
なっています。
そしてそれほどのトレンドにもならないような扱いに終始しています。
つまりはマスコミも意図的に本質には触れないようにしているのです。
今のマスコミは海外のマスコミのような政府の不正を指摘するといった
気骨はないんだなと改めて感じさせてくれています。
悪いのは政府
なぜ大石議員が首相を「資本家の犬、財務省の犬」と言ったのか。
ニュースなどでも全くと言っていいほど取り上げられないのですが、
果たして「消費税は社会保障の財源」なのでしょうか?
他党(確かれいわ新撰組)の調べ(ちゃんと国側のしかるべき部署)では
消費税のうち社会保障に使われているのはたった16%ほど。
では残りの財源はどこへ行ってしまったのでしょう?
また社会保障に使われているなら、なぜ年金の受取金額は年々減り、
生活保護も保護費のカットが行われ、医療費も1割負担でよかった人が
収入によっては3割負担になるのでしょうか?
そして大事なのは、なぜこの国で貧富の差が大きくなっているのでしょう?
私たち国民は、「社会保障に使うから」と言われれば、「それなら消費税
増税もやむを得ない」と思うでしょう。
ところが消費税は全額社会保障にあてる、としていたのに、蓋を開ければ
わずか16%しか使われていない。
これでさらに消費税を増税するという話もあるとのことです。
政府は今回の岸田首相の発言でもわかるように、長い期間、国会で
嘘を堂々と言っていたのです。
その間に企業の法人税は減税を続けている。
つまり消費税は法人税減税の穴埋めに使われていたのです。
国会で「資本家の犬、財務省の犬」と言われて当然ですよね。
そのことを「良くない」と言うより、まずは自分たちが嘘を言っていた
ことの方がはるかに「良くない」ことです。
また国会中に居眠りをしている議員の多いこと。
これも税金泥棒ですよね。
国民に国会で嘘を言っていたこと、そして貧富の差を大きくしたこと、
社会保障も削っていること、それらを考えれば悪いのは政府と言っても
差支えないでしょう。