出産祝いのお返しは必要?その他の冠婚葬祭は?しきたりは絶対なのか。

      2022/07/11

先日、元プロボクサーで俳優の赤井英和さんの奥様の佳子さんが投稿した

ツイートが反響を呼びました。

そのツイートで赤井英和さんの奥様は「出産祝いのお返しは必要なのか」

と言う問題提起をされています。


出産祝いのお返し


赤井英和さんの奥様は
 
 ・出来れば提案したい。子供が産まれた時のお祝いのお返しの内祝をなしに

  してほしい。

 ・ほとんどの場合、赤ちゃん産んだばっかのお母さんが、色々準備してお返し

  する。お祝いした方はお返しいらないし、全部ママに使ってもらいたいし、

  ママや赤ちゃんが元気ならそれでこっちも幸せだからね。



それについて

 ・返さないと失礼!と怒る、恥じる世代の方もいらっしゃると思いますが、

  返したら失礼だよ くらいの時代が来たらいいですね。

 ・たいていのパパさんは、内祝いの準備なんて出来ません。ママの体調は、

  まだ戻ってないし、赤ちゃんの事だけでも精一杯なのに…

といった賛同の意見が多く見られました。

その他冠婚葬祭は?


一方こういった意見もあります。

出産や結婚、入院のお見舞いなどでいただいた場合、お返しをするのが

常識とされています。『お返しはいらないから』と言われても、なかなか

そうはいかないのが実際のところではないでしょうか。



これはマナーアドバイザーといわれる職業の方の意見です。



結婚の場合、披露宴に参列すると、帰りに紙の手提げ袋に引き出物を入れて

渡しますよね。

ただ入院見舞いの場合、入院して大変な中退院してから快気祝いとして

お返しするのもなかなか大変だと思います。

またお葬式でも香典返しがありますが、最近では葬儀会社が、「後からお返しを

するのも大変」と言うことで、参列した人に帰りに香典返しとして品物を入れた

形で返すようにはなってきています。



ただ、私の経験上、香典返し以外にあとからお礼の品物を貰えるということを

期待する人もいました。まだまだ古くからのしきたりに拘る人もいるようです。


古くからのしきたりは絶対?

昔からのしきたりに拘る人もまだいるようです。

また地方によってはいろいろなしきたりもまだ残っているでしょう。

ただ、今では昔ほど経済的に余裕のある家庭ばかりではありません。

お返しが大変な場合も当然あるでしょう。



マナー講師と呼ばれる人たちからすれば、お返しもマナーだ。と言われる

でしょう。

時代も流れています。

「絶対に必要」「すべてやめるべき」といった極論ではなく、時と場合に

合わせて柔軟に対応できるやり方が求められているのではないでしょうか。

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